美しい日本語を総まとめ!素敵な日本語に心が打たれる。

日本は島国特有とも言える独自の文化を歩んできました。

なかでも、日本語は他の言語とは全く異なる特徴を持ちますね。

多様な表現を持ち、美しい日本語は長い年月を掛けて受け継がれてきました。

今回はそんな、「美しい日本語」をまとめてみました。

泡沫(うたかた)


【意味】

水面に浮かぶ泡。はかなく消えやすいものの例え。


本来は「水面に浮かぶ泡」という意味のみが使われていました。

次第に、泡がすぐ消えてしまう様子から、「はかなく消えやすいものの例え」に派生していったそうです。

とても日本らしい表現の仕方で、素敵な言葉です。

関連する言葉で、「泡沫人(うたかたびと)」というものがあります。

こちらは、人の命や出会いの虚しさを泡に例えて表現した言葉です。恋人や愛人のことも指します。

こちらも素敵な言葉ですね。

悠久(ゆうきゅう)


【意味】

果てしなく長く続くこと。長く久しいこと。また、そのさま。


こちらも日本らしく、美しい言葉ですね。

日本人は時間に対する捉え方が他国よりも特徴的です。

似たような言葉に「永遠」があります。意味としては似ていますが、受ける印象は結構異なります。

悠久はとおい昔からずっと、果てしなく続いていくイメージがありすが、永遠は時間をも超越してずっと続いてく印象を持ちます。

黎明(れいめい)


【意味】

夜明け。明け方 。 新しい事柄が始まろうとすること


インターネット黎明期のようにに、〇〇黎明期という形でよく見かけます。

さっきまで紹介してきた言葉と毛色は異なりますが、れっきとした美しい日本語ですね。

似たような言葉に草創期や創世記があります。それぞれ言葉のニュアンスが異なるので、うまく使い分けましょう。

静謐(せいひつ)


【意味】

静かで落ち着いている。世の中が穏やかに治まっている


静はそのまま静かなことを表し、謐は穏やかさを表します。

類義語には平穏や平静があります。しかし、静謐はその両者よりも格式が高い印象を受けます。

「静か」という言葉ひとつとっても、色んな表現があって素敵ですね。

恍惚(こうこつ)


【意味】

ものごとに心を奪われて、うっとりする様子


という漢字とという漢字どちらもうっとりするという意味を表します。

このような言葉をさらっと使えたら、語彙力がワンランクアップしますね。

邂逅(かいこう)


【意味】

思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。


邂逅は小説なんかを読んでいる時によく見かけますね。

やや文学的な言葉であり、日常的に使うのには適しません。まあ、「未知との邂逅」のように使われることもありますが。

木漏れ日


【意味】

木の葉の間からもれてさす日の光。


次は木漏れ日です。

細かい日の光の種類にも、わざわざ名前が付いている日本語って凄いですよね。

5月あたりの時期に、新緑から差し込む木漏れ日はエネルギッシュで僕は大好きです。

麗らか(うららか)


【意味】

空が晴れて、日が柔らかく照っているさま。 声なのが晴れ晴れとして楽しそうなさま。 こころにわだかまりがなく、おっとりしているさま。


」って感じの言葉です。

「春のうららの隅田川〜」という歌は有名ですね。

たおやか


【意味】

姿・動作などが美しくしなやかなさま。しなやかでやさしいさま。


上品な印象を持つ言葉です。

女性が言われると嬉しい言葉なのでは?と思います。

かよわい女性のことを指すと勘違いしている人もいますが、そんなことはありません。むしろ大和撫子のようなイメージですね。

しじま


【意味】

静まりかえっていること。


しじまは漢字で静寂と書いたり、黙と書く場合があります。正式な漢字の表記が定まっていない珍しい言葉でもあります。

唇をしじめて(縮めて)黙っている様子が5限とされていますね。そのままで面白いです。

しんとした夜のことを、夜のしじまと言ったりもします。表現の幅が広がりますね。

春霞(はるがすみ、しゅんか)


【意味】

春に霞や霧によって景色がぼやけて見える状態のこと。


再び春の日本語ですね。

春夏秋冬の中でも春は最も日本らしさがあり、情緒ある季節だと思います。

はんなり


【意味】

上品で、明るくはなやかなさまをあらわす。


こちらは代表的な京言葉ですね。

はんなりと聞けば、京都の舞妓さんを思い浮かべる人も多いでしょう。

えにし


【意味】

えん。関係。つながり。


えんや、ゆかりという言葉とほとんど同じ意味を持ちますが、言葉の持つニュアンスが絶妙に異なります。

人間と人間の繋がりで、運命のような見えないものによって結ばれたり、決められたものというニュアンスが強いですね。

えにしに糸という表現が、朝ドラで話題になっていましたね。

よすが


【意味】

よりどころ。てがかり。


よすがになる・・・頼りになる。という言葉もありますね。

耳を澄ます


【意味】

注意を集中して聞こうとすること。耳を傾けて聞くこと。


ジブリ映画「耳をすませば」が有名ですね。

聞く、というシンプルな行為なのに美しい表現ですね。

うたたね


【意味】

寝るつもりはなく、床に入らず横になっているうちに寝てしまうこと。


類義語で、居眠りがありますね。うたたねとの違いは体勢で、居眠りは椅子などに腰掛けている状態で寝ることを指します。

うたたねって気持ちいですよね!

名月


【意味】

陰暦8月15日の月。また、陰暦9月13日の月。


日本人は月が大好きで、月に関する日本語も沢山ありますね。

なかでも代表的なものとして名月を取り上げました。

なぜこの日なのかと言うと、夜の空気が澄み、1年で最も綺麗な月が見れるとされているからです。

1000年も前の昔、平安の貴族達が見ていた月を我々も見ていると思うと、とても素敵ですね。

わさ・さび

わびさびは「侘しい」と「寂しい」の二つに別れ、それぞれ別の意味の言葉ですね。


【わびの意味】

不足の中で、豊かさを求める意識。 何ものにもとらわれない自由な心。



【さびの意味】

時間の経過などと共に、変化していく美(風情、味)。


さびが表面的な美しさのことを指し、わびは内面的な豊かさを指すとイメージすればわかりやすいですね。

相反するとも言える二つの言葉だからこそ、一緒に語られる訳です。

わびの心を持ってこそ、さびの美しさを感じられるとも言えます。

雨の日本語

日本語は雨の表現も多様です。

こちらの記事は雨についてまとめた記事です。どうぞ一緒に見てください。